自民党が11日、東京・永田町の党本部駐車場に、凶弾に倒れ急逝した安倍晋三元首相の記帳台を設置した。平日にもかかわらず午前中から200人超という長蛇の列が出来ていた。
また、奈良市内の事件現場に設置された献花台にも、阿部元首相との別れを惜しむ人が続々と駆けつけていた。
こうした状況に、アノ俳優のファンからは疑問や怒りの声が聞こえてきている。
「一昨年7月に急逝した三浦春馬さんですね。
三浦さんは18日に三回忌を迎えますが、亡くなった直後や一周忌などを含めて1度もお別れの会のようなものは開かれていません。
度重なる新型コロナ感染者数の急増などを理由に実現には至らず、一周忌のタイミングでオンラインの特設サイトが1週間ほど設置されたのみとなっています。
ここ数日は、第7波を予感させる感染者の増加が報じれらていますが、それでも安倍元首相の通夜や献花台の設置は実現しているとあって、『なぜ春馬君のお別れの会を一向に開催しようとしないのですか』『春馬さんのときは献花台の設置すらもありませんでしたよね』『三浦春馬という稀有な存在に対し、とてつもなく冷遇し続けている。アミューズは恥を知れ』といった怒りの声がいくつも聞こえてきていますよ」(メディアコメンテーター)
安倍さんと三浦さんとでは、立場も年齢も亡くなり方も何もかもが違うため、単純な比較はできないだろうが、自身の仕事に情熱を注ぎ続け大きな功績を残したという点では共通するところだろう。
そういう意味では、三浦さんの扱いがあまりにも淡泊に見えるのは致し方ないところではないだろうか。
(文/窪田翔吾)