5月27日に「オリコン」が《【ドラマ満足度ランキング】『ナンバMG5』が『マイファミリー』と並び初の1位タイ、“ヤンキードラマ”「お母さんに勧められて…」親世代の支持で若者にも訴求》の見出しで記事を掲載。
最新のドラマ満足度調査（5月10日～5月16日放送を対象）では、二宮和也さん主演『マイファミリー』（TBS系）が2週連続TOPの座を守ったものの、満足度を伸ばし続けてきた間宮祥太朗さん主演『ナンバMG5』（フジテレビ系）が同率1位に並んだと報じた。
「中学時代の友人へのいじめを許さない主人公がよかった」「男の友情のいい話だし、家族団らんのシーンはくだらなさすぎておもしろい」「往年のヒーローストーリーでスカッとする」「お母さんに勧められて見たら、とてもおもしろくてハマってしまった」など、幅広い年代から好意的なコメントが多く集まっているとも。
そんな『ナンバMG5』だが、1日放送の第7話からは満足度を揺るがすキャスティングが。
5月13日の第1話では、間宮さん演じる主人公・難波剛のクラスメイトとしてしばしば顔を見せた村内司。この村内を演じるのが草野大成さん。
マルコメ的な坊主頭が印象的な彼だが、第1話放送の翌日・5月14日に暴露系YouTuberの東谷義和さんに、「親交の深い新田真剣佑が、港区のバーのトイレに女性を連れ込みレイプに及ぶ様子を笑いながら見ていた」と、被害女性と直接話して証言を得たと暴露されたのである。
東谷さんは草野さんについて「ただの“ごましおおにぎり”。あんな奴に俳優の才能なんかないだろ」と厳しい言葉を並べていた。
これが影響したのだろう、第2～3話と草野さん演じる村内の姿は一瞬しか映らない状況となり、第4～6話においては一切登場せずエンドクレジットにも草野さんの名前は出なくなっていた。
ところが、第7話では複数シーンに村内が登場。セリフもたっぷりあった。第8話の予告でも村内の姿は確認できたのである。
同率でもいったん満足度1位に輝いたことで、さらなる満足度UPを狙うのかと思いきや、満足度を自ら下げに行っているこの判断は「フジテレビならでは」と言えるかもしれない。
（文／桜田秀道）