青汁王子・三崎優太「自殺未遂」報道からも明らか…三浦春馬さん急逝時の「異常」報道 | The Audience
青汁王子・三崎優太「自殺未遂」報道からも明らか…三浦春馬さん急逝時の「異常」報道 | The Audience
スポーツソーシャル芸能
  • ホーム
  • 芸能
  • 青汁王子・三崎優太「自殺未遂」報道からも明らか…三浦春馬さん急逝時の「異常」報道

青汁王子・三崎優太「自殺未遂」報道からも明らか…三浦春馬さん急逝時の「異常」報道

青汁王子・三崎優太「自殺未遂」報道からも明らか…三浦春馬さん急逝時の「異常」報道
The Audience

 青汁王子こと実業家の三崎優太さんが20日未明に昏睡状態で緊急搬送された。

 三崎さんが発見されたのは自宅の書斎で、そばには酒と薬の錠剤が散らかった状態でA4用紙13枚にもおよぶ「遺書」も残っていたという。
 
 その後、三崎さんは一命をとりとめ一旦は自宅へと戻ったようだが、心身ともに具合が良くない状態が続いているようで再び自宅を離れて療養中だと、三崎さんの自宅である通称「青汁ヒルズ」に居住するYouTuberのてんちむさんが明かしている。
 
 「青汁王子は、YouTuber“みねしましゃちょー”から過去の暴力やレイプなど事実無根の情報を『さも事実であるかのように』配信され苦しんでいたことを、自殺未遂以前にツイッターなどで明かしていましたし、『東スポ』が20日深夜に青汁王子本人へ取材したこととして21日朝に記事を掲載してもいます。
 
 誹謗中傷に関しては、著名人を中心に大きな社会問題となっていますので、青汁王子の命がけの訴えが転機となることを願いたいですね。
 
 また、別の視点としては、今回の青汁王子の行動は『自殺未遂』となったワケですが、自殺の可能性が考えられるときの報道の仕方についても、あらためて議論が高まっています。

 一昨年7月に急逝した三浦春馬さんの場合は、死亡から1時間も経過しないうちに各メディアがこぞって訃報を流し、自殺か他殺かなど確信を持てるだけの情報が揃っていないうちに『自殺であることを強調する』あるいは『自殺だと印象付ける』報道が続きました。

 結果として、当初『遺書があった』と報道されていながら、遺書だとされていたものは役作りノートでしたし、三浦さんの所属事務所アミューズが四十九日に『遺書はなかった』と発表しています。
 
 今回、特に注目されているのは『報道のタイミング』です。青汁王子は幸いにして命に別条はありませんでしたが、それでも報道は非常に慎重に行われ、メディアが救急搬送を報じたのは搬送から12時間以上が経過してからでした。
 
 三浦さん以降に縊死したと報じられた芦名星さん、竹内結子さん、渡辺裕之さん、上島竜兵さんは早くても急逝から5~6時間が経過してから報道がありました。三浦さん以前の場合も、三浦さんのように亡くなって1時間も経たないうちに訃報が流れたケースは皆無です。
 
 通常、不審死や事件・事故については様々な捜査や手続きが伴うため、三浦さん以外のケースが一般的と言えるでしょう。それだけに『三浦春馬さんだけ、やっぱりおかしい』『異常すぎて怖いし許せない』といった声が上がっていることも必然だろうと思いますよ」(メディアコメンテーター)
 
 誹謗中傷はもちろん忌み嫌われ、一掃されるべきものである。
 
 それと同時に、メディアの異常についても十分な議論がなされ改善されていくべきものであるということを強調しておきたい。
 
(文/窪田翔吾)