コーチによる部員への暴行事件、自身の部員に対する謝罪動画投稿の強要、日本テレビ系情報番組『スッキリ』に出演しての隠蔽工作、部員への訴訟匂わせ脅迫、さらには知らぬ存ぜぬ自身は一切関与してないと語っていながらの部員への度重なる暴力と、ありとあらゆるスキャンダルが発覚した秀岳館高校サッカー部前監督の段原一詞さん。
監督を退くにあたっても、「不当解雇による訴訟」をちらつかせて教員職にしがみつこうとするなど、かなりの曲者っぷりを発揮していたようだが、このたび段原さんのエピソードに「買春」が追加された。
18日に「文春オンライン」(文藝春秋)が【「毎回1万~2万円で……」暴行動画 秀岳館サッカー部・段原一詞前監督に“出会い系買春証言”】の見出しで記事を掲載したのである。
詳細については、文春オンラインおよび同誌電子版または19日発売の週刊文春にてご確認いただきたいが……。
「ドラマや映画の悪役でも、なかなかここまでのフルコースは珍しいというくらいのキャラクターでしたね段原さんは。
コーチの暴力が動画で発覚した時点で丁寧に説明し、潔く秀岳館サッカー部監督の立場から身を引いていればまだ別の学校で指導者として生きる道は残っていたと思いますが、これでもう監督廃業確実でしょうね」(スポーツコメンテーター)
コーチの暴力がなければ、段原監督体制が今も続いていたと考えると空恐ろしさを感じる。
(文/樋口健太郎)