俳優の渡辺裕之さんが3日昼に自宅で「縊死」したと、渡辺さんが所属するユニコン、業務提携するYKエージェント、渡辺さんの妻で女優の原日出子さんが所属するアルファエージェンシーが5日発表した。
「日刊スポーツ」は渡辺さんが出演する、今秋公開予定の小芝風花さん主演映画『貞子 DX』の関係者に取材し「突然のことで大変、驚いております。関係者一同、ご冥福をお祈り申し上げます」とのコメントを公開した。
その一方で、『貞子 DX』の木村ひさし監督は5日、3度に渡り自身のインスタグラムを更新。
渡辺さん急逝の一報が入った正午頃には「もう半袖でいいっすか？」との文字を記したノートを投稿。それから2時間ほど後には昼食の“鶏肉のフォー”、さらに5時間後には夕食の“ステーキカレー”の写真をそれぞれ投稿している。
「急逝した方に向けての追悼コメントを出さなければいけない、なんてことはありませんが。
日刊スポーツの取材があったことは関係者から聞いているでしょうから、木村ひさし監督は5日のインスタグラム投稿で渡辺裕之さんについて触れても良かったのではないかとも思いますね。
一昨年7月に三浦春馬さんが急逝した際に木村監督は、『やり切った時の気持ちを知ればクセになるから』と、三浦さんの遺作ドラマ『カネ恋』の演出を務める立場で口にすれば、その後のファンからの批判が容易に想像できそうなコメントを投稿していまして、言わば“前科”がある状態とも見られているわけですから」（メディア記者）
追悼コメントを出さずとも、5日中のインスタグラム投稿には慎重になった方が良かったのではないだろうか……。
（文／西島龍大）
～ライター略歴～
沖縄県出身
ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き