実業家の東谷義和さんが26日、自身のインスタグラムにてライブ配信を実施。
親交があり「尊敬」や「感謝」を表明していた俳優の山田孝之さんについて、CMにまつわる逸話を披露した。
山田さんと言えば、コカ・コーラ社の「ジョージア」やリクルート社の「AirWORK」と、今でこそCMで目にする機会が多くなっているが、かつては人気や実力とは不釣り合いなほどにCMの数が少なかった1人と言えるだろう。
その“CM数の少なさ”は山田さんのこだわりによるものと東谷さんは述懐。
「CMに出演すると競合する企業が絡む作品に役者として出演できなくなるなどのリスクが付いて回ることもあり、たくさんのオファーをもらっているが大半は断り、本当に面白いと感じたものだけに出演している」という旨を東谷さんに明かしていたのだという。
「一昨年7月に急逝した三浦春馬さんについても、生前から今日まで『あれだけの実力とルックス、雰囲気があるのにアミューズの他のタレントに比べてCMが少なすぎる』『春馬くん宛に入ったオファーを他のタレントにアミューズが横流ししていたんだろう』といった具合に、CM契約数の少なさに言及するファンの声は多いです。
三浦さんの場合は、所属事務所アミューズとの間に軋轢があったのではないかと指摘されていますので、『アミューズの嫌がらせ』といった見方が出るのも仕方ないところでしょうけど、実際には山田孝之さんのような『役者としてより輝くために』『CMというすぐに稼げるものよりも、表現者としてのさらなる成長を優先したい』といった考えがあったのかもしれませんね」（メディア記者）
三浦春馬さんと親交のあった方が、三浦さんがCMに対してどのような考え方を持っていたのか語ってくれれば謎も解けるのだろうが、どういうわけか三浦さんに関するエピソードはいまだにタブー視されている部分があるだけに、なかなか真相にたどり着くことは難しそうだ。
（文／西島龍大）
～ライター略歴～
沖縄県出身
ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き