三浦春馬「天外者の火は何度でも」異例の事態の理由 | The Audience
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三浦春馬「天外者の火は何度でも」異例の事態の理由

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The Audience

 7日、昨年7月18日に急逝し間もなく半年が経過しようとしている俳優・三浦春馬さんのラスト主演映画『天外者』の公式ツイッターアカウントが、いったん上映終了していた渋谷HUMAXシネマでの「リターン上映」が決定したことを報告した。


 このツイートに配給元のギグリーボックスが「再びHUMAXシネマさんにてお世話になります!」と引用リツイートし、さらにそれを渋谷HUMAXシネマがリツイートしている。

この映画の火はまだまだ消えない

 「そもそもの話ですが、三浦春馬さんの代表作とも言える出来栄えの『天外者』が上映開始から1ヶ月もしないうちに上映終了してしまっていたことに疑問を感じていましたからね。
 
 今回の再上映決定は英断だと思うと同時に、ある意味当然のことではないかとすら思っています。
 
 ただ、主演の三浦さんが亡くなられているということで『つらい』『見れない』という反応も事前に考慮して長期に渡る上映には踏み切れなかったのではないかとも思います。
 
 実際に上映が始まったら、比較的規模の小さいスクリーンで上映しているため、連日多くの劇場で『天外者』の動員率は相当なものになっていますし、1上映ごとの観客動員が少ないにもかかわらず、上映以来常に動員数ランキングの上位にいることからも、非常に多くの方が観に行っている事がわかります。

 この勢いはまだまだ続くと思いますので、いったん上映終了した他の劇場でもリターン上映が決定していく可能性は十分にあると思いますよ」(メディア記者)

 『天外者』の語源である、“天からの授かりもの”。
 
 それが転じての“凄まじい才能の持ち主”というフレーズがまさにぴったりな三浦さんが、長い時間と魂を込めて作り上げたこの映画の火はまだまだ消えないだろう。
 
(文/西野麻衣)