11日に、かつて親交のあった暴露系YouTuberの東谷義和さんから、取り巻き3人によるファンへの「性加害」「金銭搾取」などを晒された三浦翔平さん。
この件に関し、三浦さんはこれまでのところ否定も肯定も、そもそも自身の関与の有無に関する説明もしていない。
SNS全盛の現代において、疑惑を突き付けられた著名人は速やかに説明をするべきであることは、これまでの様々なトラブル対応を見ていれば、自明の理である。
それをしないということで、「やましいことがあるのだろう」「三浦翔平自身も、取り巻きがヤバいことをしていると認識していた証拠だ」といった見方が広まっているが、こうした反応も致し方ないところではないだろうか。
客観的に見て、東谷さんと三浦さんの“勝負”はかなり東谷さんが優勢と言える状況である。
視点を変えて見てみると、東谷さんがYouTubeチャンネル『ガーシーch』を始めたのは2月半ばのこと、一方で三浦さんは『三浦屋の翔へいへ～い』を半月早い1月末から始めている。
しかも、240万人以上のインスタグラムのフォロワーを抱えていた三浦さんに対し、東谷さんはフォロワー0人からのスタート。
それが、この13日までに東谷さんは108万人のチャンネル登録者を獲得したのに対し、三浦さんのチャンネル登録者は18万人に留まっている。
また、三浦さんはチャンネル開設を記念して佐藤健さん、城田優さん、ONE OK ROCKのTakaさんを招いた生配信を行ったときこそ203万回という再生数を記録しているものの、それ以外は10万回にすら届かない動画ばかり。東谷さんが、ほぼすべての動画で再生回数100万回を超え、300万回超えの動画もすでに4本あるのとはあまりにも対照的である。
現状、三浦さんの完敗という印象だが、ここから巻き返すことはあるのだろうか。
（文／川村隆二）