10日、阪神競馬場で行われた2019年生まれの牝馬によるクラシック競走第1弾、G1「桜花賞」を制したのは、川田将雅騎手騎乗、6番人気のスターズオンアースだった。
武幸四郎厩舎の3番人気ウォーターナビレラは、武豊騎手を背に直線半ばで抜け出すと、ゴール板直前まで先頭を保ったが、最後の最後にハナ差先着を許し2着。騎手と調教師という関係での武兄弟による初G1制覇、騎手・調教師を通じて初となる武幸四郎さんの桜花賞制覇はならなかった。
3着には、7番人気、浜中俊騎手騎乗のナムラクレアが入った。3連単の払戻は7万2700円だった。
「6番人気のスターズオンアースが勝利しましたが、とてつもなく強烈なサインが発送の10分前くらいまでに出ていました。
桜花賞が行われた阪神競馬場から500キロ以上離れたZOZOマリンスタジアムで、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手20歳と松川虎生捕手18歳の若きバッテリーがオリックス打線を相手に『13人連続奪三振』という世界記録を打ち立てたんです。
将来有望な若手バッテリーこそ、地球のスターたち、つまりスターズオンアースと呼ぶに相応しい存在ですからね」(スポーツコメンテーター)
G1競走には「サイン馬券」が付き物。
だが、サインが飛び出すタイミングは、早ければレース1週間前の日曜夕方以降。遅ければ今回の桜花賞のように発送のわずか10~20分前ということもある。
次週、皐月賞では一体どんなサインが、どのタイミングで飛び出すのか様々な事象に注意しながらこの1週間を過ごしたい。
(文/豊田武志)