2日に東京ドームで行われた「巨人-阪神」の2回戦は5-4で巨人が勝利。
巨人のドラフト1位ルーキー・大勢は2点リードの9回にマウンドに上がり、1点を失いさらにあわや逆転というピンチを招いたものの、最後は阪神の4番・佐藤輝明を遊撃ライナーのダブルプレーに切って取り、早くも6セーブ目をあげた。
「7連敗中の阪神は幸先よく2点を先制しながら、3回まで毎回となる3本のホームランを浴びあっさり逆転を許しました。
最終回は大勢投手を責め立て、1点差でなおも一死二三塁の絶好機を演出しましたが、そこから前進守備の正面に緩めのライナーを佐藤輝明選手が打ち、三塁ランナーが完全に飛び出していてダブルプレーでゲームセット。
あの状況で、ギャンブルスタートばりに飛び出していた近本選手の判断にも疑問が残りましたね。
阪神を率いる矢野燿大監督に対しては、阪神ファンから『今シーズン限りなんて言ってないで、今日限りで辞任せぇ』など怒りの声が多数飛んでいる状況ですよ」(スポーツコメンテーター)
退路を断ってチームに一体感を与えるつもりだったのかもしれないが、矢野監督の目論見はすでに完全にはずれたと言っていいだろう。
果たして、矢野監督はシーズン最終戦までベンチに居続けられるだろうか。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している