人気女性プロゲーマーとして知られる“たぬかな”こと谷加奈さんの炎上が止まりそうにない。
15日にライブ配信プラットフォーム「Mildom」内で「身長が170センチに達していない男性には人権はない」という主旨の発言をしたことがこの炎上騒動の発端。
多くの批判、非難を集めることとなり、15日深夜に「配信の内容をヘイトスピーチだと指摘されました。そういう意図ではありませんでしたが、不快に思われた方が多いようなので撤回します、すみませんでした。高身長が好きって言いたいだけでした…いつもの配信の身内ノリで言葉が悪くなっちゃいました、ごめんなさい~…」と謝罪らしきコメントをツイッターでしたのだが、これも「反省してない」「問題を軽く見ている」など多くの人に納得してもらえず。
16日夜に、先述の謝罪ツイートを削除の上、より丁寧な内容の謝罪コメントをツイッターで発表。併せて、所属するプロゲーミングチーム・CYCLOPS athlete gaming(CAG)が「所属選手による配信中の不適切な発言につきまして」との見出しで謝罪文を公式サイトに掲載し幕引きを図ったのだが……。
「世界的な企業であるレッドブルはスポーツ選手を“レッドブルアスリート”としてスポンサー契約しています。
eスポーツ選手もレッドブルアスリートの対象で、たぬかなさんは日本人の女性eスポーツ選手としては唯一のレッドブルアスリートだったんです。
ところが、今回の軽率かつ人格すらも疑われる差別発言により、すでにレッドブルはたぬかなさんとの契約を解除したようで、レッドブルアスリートのたぬかなさんのページは抹消されています。
また、たぬかなさんは文末に『ごめんなさい~…』と記していた謝罪ツイートをしたわずか10分ほど後に、『謝ってんだからもうよくね チビと貧乳が発狂してるだけじゃん』とネット掲示板で他人のフリをしての発言、いわゆる“自演”での擁護コメントをしていたことも特定されてしまっています。
当然ながら『反省する気ゼロでしょこの人』『170センチ未満の男性だけでなく、バストの小さい女性も差別しているんですね』『過去にはAカップの女性は人権がないとも言ってたと知りました。あなたみたいな酷い人が同じ女性だなんて残念』と、さらなる怒りを買う結果となっていますよ。
それから、CAGは謝罪文こそ迅速に掲載しましたが、レッドブルアスリートの称号を剥奪されたたぬかなさんがレッドブルのキャップを被った写真を公式サイト内に掲載し続けていますので『早いところ写真も差し替えしないと、CAGもレッドブルからさらに睨まれるのでは』『レッドブルへの配慮が足りませんね』と心配されています」(メディア記者)
たぬかなさんが今後まともにプロゲーマーとして活動できる可能性は低そうだ。
(文/大野ルナ)