「トレパク疑惑」騒動の渦中にある、人気音楽ユニット「YOASOBI」のキービジュアルを手掛けたイラストレーターの古塔つみさん。
このたび新たに浮上した「トレパク」疑惑は、これまで以上にヤバいのではないだろうか。
問題となったイラストは、センターにピースサインをする女性が配され、その背景は青空に大きなインパクトのある雲が漂っているというものである。
この背景がなんと、日本写真家協会会長であり日本写真著作権協会副会長の野町和嘉さんが2010年に、“天空の鏡”と呼ばれる奇跡的な景観が現れるボリビアのウユニ塩湖にて撮影した写真をトレースしたものなのではないかと指摘されているのだ。
「野町和嘉さんの野町写真事務所へは、今回の疑惑に対する通報がいくつも届いているようです。
野町さんサイドとしても『背景の雲の形状や位置も写真とぴったり重なりますので、無断でトレースされたもののようです』『写真そのものをトレースしたことはない、というのはどうかと考えます』と、トレースされたもので間違いないという見解や、古塔さんが先日ツイッターで発表した声明に対する疑問も表明しているみたいですよ」(メディア記者)
「知らなかった」「違法とは思わなかった」という言い訳は通用しない可能性が極めて高い状況となっているだけに、今後古塔さんはどのような姿勢を見せるのだろうか。
(文/新名篤紀)