一昨年7月に急逝した三浦春馬さん。
急逝後も長澤まさみさん主演『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(配給:東宝、監督:田中亮さん)、新田真剣佑さん主演『ブレイブ 群青戦記』(配給:東宝、監督:本広克行さん)、柳楽優弥さん主演『太陽の子』(配給:イオンエンターテイメント、監督:黒崎博さん)といった三浦さん出演映画が続々と公開されてきた。
そして、最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)公開と最初の主演映画『森の学校』(配給:森の学校上映委員会、監督:西垣吉春さん)の再上映は多くの観客に支持され、今なおロングラン上映が続いている。
この超ロングラン上映を現在、牽引しているのは三浦さんの地元である茨城県土浦市に居を構える“土浦セントラルシネマズ”だ。
土浦セントラルシネマズは23日、ツイッターで『森の学校』再上映開始からまる1年が経過したことを報告し「上映可能が続く限りずーっと 何度でも お待ちしております」と、これからも『森の学校』を上映し続ける姿勢を保っている。
『天外者』に対しても上映継続の意思は同じで、上映期限を定めずに「ずーっと上映」と打ち出している。昨年3月6日から土浦セントラルシネマズでは『天外者』を上映し続けており、間もなく11ヶ月を迎えようとしているのだ。
こうして土浦セントラルシネマズが地元出身のスターである三浦さんを応援し続けることで、『天外者』の今年中の興行収入10億円達成も、きっと現実のものとなるような気がする。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている