堤真一さん主演の連続ドラマ『妻、小学生になる。』(TBS系)が21日より放送開始となり、第1話の世帯平均視聴率は7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが24日分かった。
同ドラマは、堤さん演じる主人公・新島圭介と、蒔田彩珠さん演じるひとり娘・麻衣のもとに、10年前に交通事故で亡くなった圭介の妻で麻衣の母である貴恵(石田ゆり子さん)が、小学4年生に生まれ変わった姿で現れ、貴恵の死後、ゾンビのように鬱屈とした日々を送ってきた圭介と麻衣を再生していくという物語だ。
「放送開始前は、『妻が小学生になって帰ってきて、その小学生を愛するなんてどんなロリコン趣味だよ』などと批判的な声も多かったようですが、21日の放送後には『想像を軽く超えて、めちゃくちゃ良かった』『小学生姿の貴恵を演じてる毎田暖乃さんが、とんでもない才能を持ってることがビンビンに伝わった。話し方も、ちょっと仕草も石田ゆり子さん演じる貴恵の動きや雰囲気にすごくそっくり。さらに、シェフだった貴恵そのままに料理の包丁さばきやら鍋を扱う手付きやら、どれも見事すぎて感動した』『吉高由里子の最愛もすごく良かったけど、それ以上だわこれ!』など、絶賛の声が多数聞こえてきています。
ドラマの批評にはうるさいネットの掲示板においても、高評価を与える投稿がかなり多いですし、海外からも称賛する声が届いているようですよ。
そうした評価の声と、第1話の視聴率があまり比例していない感じはありますが、金曜22時のTBSドラマは割とこういう傾向が強いですね。
前クールでも吉高由里子さんの『最愛』は、同クールドラマの中で屈指の評判、人気を博していましたが、最低視聴率は7.9%を2度記録していましたし、第9話で初めて9%台に乗せ、最終話で10.9%にようやく伸ばせたという経緯でした。
また、21日は裏番組『金曜ロードショー』(日本テレビ系、21時~23時)で『新解釈・三國志』をノーカット地上波初放送していて、11.9%の視聴率を持っていった影響も大きかったんじゃないかと思います。
個人的には、『新解釈・三國志』の何十倍も『妻、小学生になる。』の方が面白いと感じましたけどね」(メディア記者)
天才子役・毎田暖乃さんの演技が評判を呼び、『妻、小学生になる。』は第2話以降に視聴率を伸ばしていく、かもしれない。
(文/佐藤博幸)
~ライター略歴~
山口県出身
大のアイドル好きで、アイドル関連をメインに記事執筆を行っている