「NEWSポストセブン」(小学館)が17日、“神田沙也加さんが悩んでいた「年下俳優との恋」と友人への最後の電話”のタイトル記事を再掲載した。
昨年1年間に公開した記事の中から、反響の大きかったものを紹介するという特集の中でのことのようだが、これが良からぬ反響を呼んでいるようだ。
「記事の内容は、沙也加さんと松田聖子さんの母娘関係や、これまでに沙也加さんが歩んできた芸能人生、そして村田充さん、秋山大河さん、前山剛久さんらとの恋愛遍歴に関するものです。
他のメディアも触れている部分ですし、とりわけ問題があるような記事ではないんですけどね。
読者から疑問の声が集まっているのは“ベストスクープ”という表現の部分です。
『人の死を“ベスト”と言ってしまうのはおかしいじゃないか』という指摘がいくつも出ている状況です。
ベストという英単語は、非常に良い、最も良いという日本語に訳されますので、不謹慎だと言われても仕方ないかと思いますよ」(メディア記者)
NEWSポストセブンに限らず、各出版社ではこうした振り返り記事を掲載することは通例となっている。
だが、扱うニュースによっては見出しなどに注意を払わなければ、思わぬ批判を招くこともあるということに配慮すべきだろう。
(文/永野正道)