11日に放送されたテレビ朝日系のバカリズムさん、カズレーザーさん、KAT-TUNの中丸雄一さんによる教養バラエティ番組『家事ヤロウ』にて、お笑いトリオ・ロバートの馬場裕之さんが自家製ローストビーフ、そしてそれを活用した昆布巻きの調理方法を披露したのだが……。
焼いた牛肉をアルミホイルで包んで、余熱で中まで火を通すというローストビーフの調理法に問題があったという。
国の“食品安全委員会”は「ローストビーフの中まで熱を加えるには、およそ130分かけないと加熱が十分ではなく、ホイルで包んで余熱で火を通す方法は危険」としているのだ。
そのため、視聴者からは「素人が気軽に真似して食中毒を起こす可能性あるよ!」「料理上手なのは結構ですけど、馬場さんは安全に対する知識も身につけて」など馬場さんのレシピに対する意見が数多く出る状況となった。
「もちろん、ロバートの馬場さんにもきちんとした知識を持ってもらいたいですけど、根本の問題は『家事ヤロウ』、引いてはテレビ朝日にあるでしょう。
食品を扱う番組では、安全面の知識に長けた専門家に監修してもらうなどの対応を取るのが一般的です。
それを怠っていたのであれば論外ですし、知識の浅い専門家を招いていたのであれば、それもまた問題でしょう。
生放送ではなかったわけですから、せめて放送前に気付けなかったのかと疑問ですよ。
馬場さんは知識不足はあったものの、番組側の配慮不足という側面が大きいですから、トバッチリとも言えます」(メディア記者)
トリオの相方の1人・秋山竜次さんは、かねてより馬場さんがお笑い芸人としての顔を見せずに料理に没頭している場面を毛嫌いしているところがありますから、今回の騒動に対してはキツイ説教をしつつ、大きな笑いに変えるべくうまく料理してくれるかもしれない。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたとのこと
アイドルやドラマ関連の記事を多く執筆する