昨年12月に急逝した神田沙也加さんの交際相手・前山剛久さんが、スマートフォンゲーム『千銃士:Rhodoknight』の声優を降板することが、同ゲームサイトより発表された。
現在は、前山さんが声優を務めていた邑田役の後任選定中だが、前山さんによる邑田役のボイスは1月中には聞けなくなる予定だという。
このニュースについては、11日から12日にかけて、スポーツ各紙およびオリコンが報じている状況だ。
「ネット上は、沙也加さんが遺していた前山さん宛の書き置きのメッセージ、さらには前山さんが沙也加さんを『死ね』と何度も繰り返し『死ねばみんな喜ぶ』と罵倒した音声データの話題で持ち越しです。
それにもかかわらず、書き置きや音声データには全く触れず、前山さんの体調不良や降板についてだけは報じるメディアの忖度と圧力にまみれた様子には、呆れの声が多く聞こえてきていますよ。
大手芸能事務所・ナベプロ(ワタナベエンターテインメント)所属で安泰と考えていたであろう前山さんには、これまで2つの誤算があったと言われています。
1つ目は、『沙也加さんとの交際で自身の飛躍に大きくつながる』というものです。沙也加さんは松田聖子さんと神田正輝さんの間に生まれた、日本一有名な赤ちゃんとして注目され、親の七光りに苦しんだ時期もありましたが、見事に自身の実力でミュージカル女優としての地位を確立。
そんな沙也加さんのバックボーン、現在の地位を考えれば『交際しておけば、各方面に顔が利く』と前山さんが考えていた可能性は十分にあります。
2つ目は『沙也加さん急逝で悲劇の彼氏になれる』というものです。事実、沙也加さん急逝直後に前山さんが交際相手として報じられると、『大事な彼女、しかも共演していた彼女を突然失った悲しみはどれほどのものでしょう』など、同情し前山さんにエールを送る声が多数ありました。
ところが、先述の書き置きメッセージと音声データの存在により、印象は180度変わってしまいましたからね」
因果応報、身から出た錆といったところだろうか。
(文/桜田秀道)