ミキ昴生もコロナ感染「シールドで対策のフリ」テレビ業界刷り込む視聴者意識 | The Audience
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ミキ昴生もコロナ感染「シールドで対策のフリ」テレビ業界刷り込む視聴者意識

ミキ昴生もコロナ感染「シールドで対策のフリ」テレビ業界刷り込む視聴者意識
ぱくたそ

 吉本興業が所属のお笑いコンビ・ミキの昴生さんについて、公式ホームページにて新型コロナウイルスに感染したことを3日発表した。


 「昴生は昨年12月22日朝に発熱し、PCR検査で陰性と診断されました。しかし、その後も体調不良が続いたため、31日に再度、PCR検査を受けましたところ、1月1日に陽性と診断されました。保健所からは2日に、発症日は12月21日と連絡を受けました。昴生は現在、自宅療養中です。なお、相方の亜生は体調に問題ありませんが、濃厚接触者と認定されておりますので、1月4日まで自宅待機となります」などと、昴生さんおよび相方の亜生さんの状況その他について報告している。
 
 「年末年始の間に、さらに芸能界のコロナ感染は拡大の一途を辿っているように見えますね。

マウスシールドで済ませている番組が多数

 『なりゆき街道旅』『有吉の冬休み 密着77時間in沖縄』(フジテレビ系)など、一部のテレビ番組では不織布など布製の完全に口と鼻を覆うタイプのマスクを使用している場面を見ることが少しずつ増えてきましたが、いまだに透明の口から先数センチのところに装着するマウスシールドで済ませている番組が多数あるのが現状です。
 
 すでにスーパーコンピューター富岳による飛沫飛散予測のシミュレーションにおいても、マウスシールドやフェイスシールドでは飛沫の飛散を十分に防止できない可能性が指摘されており、政府・分科会の尾身茂会長も『シールドはマスクよりも感染防止の効果が低いと考えられる』旨のコメントをこれまでに出しています。

 それにもかかわらず、マウスシールドを多用した番組作りに終始していては、いくら報道番組で視聴者に『今は不要不急の外出を控え、感染拡大を食い止めましょう』と熱弁しても、説得力があまりないのではないかと思いますね」(メディア記者)
 
 ミキの昴生さんら、現在感染が確認されている方の1日も早い回復を願いつつ、社会への影響力が大きいテレビなどのメディアが、率先して感染拡大防止への意識をさらに強めてくれることを切に願いたい。
 
(文/梅林隆介)