神田沙也加さんの最後の交際相手として注目を集めている俳優・前山剛久さん。
6日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、前山さんは亡くなる数日前の神田さんに対し「死ね」「死ねばみんな喜ぶ」「お前は嫌われている」などの辛辣な言葉を浴びせていた、そのときの音声データが残っている、と発表したことで、その注目はネットを中心にますます高まっている。
そんな中、9日には「NEWSポストセブン」(小学館)が、前山さんを知る芸能関係者が、「女性人気が高く、これまでの交際歴も華やかでした。ただ、王子様気質なのと大阪出身でもあり、普段から強めの言葉を使うこともあったようです。それが今回、かなり裏目に出てしまった」と語ったことなどを記事に掲載。
10日には「東スポWeb」が、「死ね」という禁断ワードが飛び出したのは「決して前山の本心ではない」とした。
「裏目だの本心ではないだの…前山さんのことをフォローしたいんでしょうけど、『たまたま裏目にでてかわいそうだね』『大阪出身なら死ねって平気で連呼するのも当たり前か』『本心じゃなかったなら仕方ないか』なんて受け止め方をする方は非常に少ないでしょう。
むしろ、中途半端かつトンデモな理屈での擁護でますます心証を悪くしているように思えます。
一方で、8日に『週刊文春 電子版』にて週刊文春編集長の加藤晃彦さんは『デスクや編集局長らと徹底的に話した末に、前山さん、読者、そして沙也加さんの関係者はどう受け止めるだろうか。ここまで書く必要はあるのか、金儲けのために人の死を利用するなといった批判は当然、予想されます。それでも掲載に踏み切ったのは、この事実があったことを知っていて、我々だけで握り潰すことはできないと考えたから』など、音声データの存在などを詳らかにした経緯を丁寧に説明しています」(メディア記者)
前山さんがこの件についてどう考えているのかを表明しない限り、なかなか騒動は収まらなそうだ。
(文/高柳拓郎)