一昨年7月に急逝した三浦春馬さんの死の真相解明を求める、いわゆるリアルデモが8日、東京の品川で50人規模で行われた。
5日に大阪梅田で行われたのに続く、今年2度目のリアルデモであり、東京での実施はこれが今年初となった。
「昨年9月からリアルデモは始まり、今や全国各地で実施されるまでに規模が拡大しています。
そして、実施されるペースもどんどん上がってきています。
100人を超える規模で実施されているケースもありますが、大手メディアがこのデモを取り上げることはほとんどない状態です。
一方で、8日に『日刊スポーツ』が掲載した“豪入国拒否されたジョコビッチ「応援してくれている世界中の人々に感謝」”の記事。
こちらでは、ワクチン接種免除の証明ができていないとして、男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手（セルビア）に対するビザをオーストラリア政府が取り消し、ジョコビッチ選手が入国管理局によって身柄を拘束されている件に対し、10人規模のファンによるデモが行われていることに触れています。
テニスの全豪オープンを開催するオーストラリアと、ジョコビッチ選手の母国・セルビアとで国際問題に発展しているため、ニュースになることも当然だとは思いますが、国内でこれだけの規模と頻度で行われている三浦さんに関するデモが全く取り上げられないことと対比すると違和感を覚えるところではないでしょうか」（メディア記者）
確かに違和感があることは間違いないだろう。
（文／窪田翔吾）