とんねるずによる正月恒例番組『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』が2日放送された。
番組内で行われた「リアル野球BAN」には、チーム帝京としてとんねるずの石橋貴明さん、TIMのゴルゴ松本さん、帝京高校野球部出身の元プロ野球選手でかつての甲子園優勝投手でもある吉岡雄二さん、帝京高校野球部出身で阪神でプレーする原口文仁選手、帝京高校野球部出身で日本ハムでプレーする杉谷拳士選手の5人が出場。
対するプロ野球オールスターチームとして、メジャーリーグ・ツインズの前田健太投手、ソフトバンクの柳田悠岐選手、ヤクルトの村上宗隆選手、広島の鈴木誠也選手、日本ハムの中田翔選手、オリックスの吉田正尚選手が出場した。
最初の5イニング勝負では、杉谷選手が満塁ホームランを放つなどチーム帝京がコールド勝ち。
恒例の土下座再試合でドラマが!
もちろん、ここで終わるはずがなく恒例の土下座で再試合をオールスターチームが懇願。これをチーム帝京が受け入れ、あらためて0-0から3イニング限定での再試合を開始。
この試合でも、初回にチーム帝京が4点を奪いペースを掴むも、2回表にオールスターチームが単打を続けて無死満塁のチャンス。
ここで打席に入ったのは、ここまで2試合合計で4打数1安打、唯一の安打もボテボテのラッキーヒットだった村上選手。またもチーム帝京の配球に苦しむかと思われたが、見事にライトスタンドへ満塁ホームランを叩きこみ同点に。
3回表にも前田投手のホームランなどでオールスターチームが3点を加え、最後は2点を返しチーム帝京が意地を見せるも、ゴルゴ松本さんが三振に倒れ7-6でオールスターチームの勝利が決まった。
勝利チームで満塁ホームランを放った活躍が評価され村上選手がMVPに輝いた。
杉谷選手は2試合の合計で10打数7安打2本塁打の6打点と村上選手以上の活躍を見せていただけに、チーム帝京が勝っていればと悔やまれるところだろう。
※リアル野球BANではバッティングマシーンがボールを投じる。オールスターチームへは球種が5種類に対し、チーム帝京へは3種類の球種しかないため、チーム帝京側のプロ野球選手は有利である。
(文/有村和巳)