「週刊文春」(文藝春秋)が5日、衝撃の続報を打った。
昨年12月18日に急逝した神田沙也加さんに関し、2通の遺書が存在しており、1通は所属事務所宛、もう1通は交際中だった『マイ・フェア・レディ』共演者の前山剛久さん宛だったこと、前山さんは神田さんと交際中も元カノでアイドルのA子さんと連絡を取り続けていたことなどはすでに伝えれていたが。
今回、文春が明らかにしたのは音声データの存在。
このテープには、前山さんが神田さんに凄んで「おい!」と怒鳴りつけ、「言わないで」と涙声で訴える神田さんに対し、何度も何度も「死ね」と吐き捨てた様子が収録されているという。
「神田さんの親友が、文春の取材に応じ、保存していた音声や前山さんとA子さんのLINEのやり取りのスクリーンショットを提供していたようですね。
当初は、『女性に対してあんまり強い言葉は使っちゃダメだよ』という神田さんが前山さんに宛てた遺書の言葉は、『お前と呼ばれた』『ケンカの中で突発的にきつい言葉が一言二言出た』程度のことをイメージしていた方が多いようですが、文春の今回の記事が事実であれば、そんなイメージのはるか上を行くとんでもない罵詈雑言を前山さんは言っていたということになります。
時系列としては、『死ね』を連呼した後に神田さんの急逝を受けて『かけがえのない宝物でした』と美辞麗句を並べていたということになり、飴とムチのギャップからは『DV気質がヤバすぎる』『DV野郎そのものですね』といった指摘が噴出していますよ。
今回の文春砲第2弾が出るのと同時に、前山さんについて東宝が2月24日から予定していた舞台『ピアフ』への出演を見送ることになったことを発表しました。この舞台の主演は大竹しのぶさん。
自身も芸能界で活躍するIMALUさんという娘を持つ母親として、前山さんに対し激しい怒りを覚えている可能性は十分に考えられますね」(メディア記者)
前山さんに関し、所属事務所のワタナベエンターテインメントは、心身に不調をきたしており当面の活動休止をすると発表したのだが、実質的にこれが引退宣言となるのではないだろうか。
(文/木暮雅人)