「日刊スポーツ」が主催する“日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞”。
今年で34回目を迎える同賞で、新設された「ファンが選ぶ最高演技賞」に三浦春馬さん、「ファンが選ぶ最高作品賞」には『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)がそれぞれ選ばれたことが27日分かった。
田中監督は「彼と一緒に作った作品。公開から1年たった今も背中を押してくれるファンの思いが僕たちに賞を届けてくれた」と三浦さんの貢献、活躍に思いを馳せ、あらためてファンへの感謝を口にした。
『天外者』は公式ツイッターを更新し「#日刊スポーツ映画大賞 にて、新たに設けられた「#ファンが選ぶ最高作品賞」「#ファンが選ぶ最高演技賞」の2部門にて『#天外者』が投票1位となりました。沢山の投票をいただき誠に有難うございました。来年も『天外者』を宜しくお願い致します」と、投票してくれたファンへの感謝を伝えるとともに、興行収入10億円という大台突破が期待される2022年の上映に向けて決意を語っている。
「コロナ禍と三浦春馬さんの急逝で一時はお蔵入りの危機に瀕していた『天外者』が、公開から1年以上経過してもロングランが継続していて、こうしてファンの後押しを受けて映画賞を獲得。
本当に奇跡ってあるんだなとあらためて思いましたね。
もちろん、この奇跡が生まれたのは偶然ではなく、田中監督、三浦さんをはじめとする『天外者』という映画タイトルにふさわしい“凄まじい才能”の方々が集い、多くのファンがその想いを汲んで支援してくれたからに他ならないでしょう。
年の瀬に明るいニュースを届けてくれた天外者たちに感謝したいです」(メディア記者)
なお、『天外者』公式の報告から1時間以上が経過しているが、現時点でアミューズが管理するツイッターアカウント“三浦春馬&STAFF INFO”からの報告はない。
(文/窪田翔吾)