ダブルキャストで主演していた神田沙也加さんが18日に急逝したことにより、19日、20日の北海道公演を中止していた、ミュージカル『マイ・フェア・レディ』。
神田さんとともにチームKとして出演していた寺脇康文さん、前山剛久さんがその後降板することになり、残っていた1月28日までの全公演を朝夏まなとさん率いるチームAで上演することが決定。
25日には山形公演が初日の幕を開け、出演者の1人である森雄基さんが自身のツイッターを更新。
「山形公演一日目、無事に終演しました。お客様の拍手の温かさ、ただただ感謝の思いでいっぱいです。会場にはいらっしゃらなかったけど、エールをくださった皆様。本当にありがとうございます。全国ツアーはまだ折り返し。最後まで一丸となって駆け抜けます!明日もお楽しみに!」とコメントしている。
「森雄基さんは21日に、ご自身と神田沙也加さんのツーショット写真を添えて『マイ・フェア・レディカンパニーは大千龝楽の地、博多を目指し全国を走り続けます。さぁやイライザ率いるKチームの想いも乗せて。どうか、見守ってください』ともコメントしていましたね。
ともに舞台に立ってきた神田さんの急逝。18日は、ミュージカル『キンキーブーツ』で共演した三浦春馬さんの月命日というタイミングでもありました。
神田さんとの突然の別れ、その影響から寺脇さんと前山さんが降板。
激動の1週間を経て、森さんにとってかなりメンタル的にタフな状況だと思いますので、無理なく1ステージずつ演じていってくれればと思いますよ」(メディア記者)
この日のステージは終演後の拍手が鳴り止まず、何度もカーテンコールが行われていた。
多くのファンのエールを受けながら、前を向いて歩んでいく森さんの姿をこれからも見守っていきたい。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている