三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』(監督:田中光敏さん)を配給するギグリーボックスが16日、公式ツイッターを更新。
「去年の年末に2021年もまだまだ『#天外者』!とツイートし、この作品を1人でも多くの人にお届けしたいと動いた2021年もあと僅か。引き続き混沌としている今、主演 #三浦春馬 の新たな代表作から熱いメッセージを受け取ってもらいたく、2022年もまだまだ『天外者』!!そう思ってます」とコメントした。
「11日に全国そして台湾の計305館で“1周年特別上映”が行われ、大きな反響を呼んだ直後でもギグリーボックスさんは『さらに前へ』という姿勢を取っていて脱帽ですね。
1周年特別上映の結果、『天外者』の興行収入はついに9億円を突破したということですので、今年と同じように2022年も複数回の特別上映が実施されれば、昨今のヒット作の水準である10億円突破が確実なものになると思います。
多方面でのPRが行われた作品でも10億円という節目を超えられる作品は少なく、だからこそ超えればヒット作と呼ばれるわけですが、『天外者』の場合はPRにかけられる予算も限られていたようですし、メディアも取り上げることに消極的な面がありましたから、なおさら10億円の興行収入達成となれば大快挙と言えますよ」(メディア記者)
主演の三浦さんも、田中監督も、そして配給のギグリーボックスも、何人もの凄まじい才能の持ち主、つまり「天外者」が集った作品こそが映画『天外者』であると言えるのではないだろうか。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている