31日、総合格闘技イベントのRIZIN26が開催され、注目されたチャンピオン朝倉海選手とチャレンジャー堀口恭司選手とのバンタム級タイトルマッチは、堀口選手が朝倉選手を全く寄せ付けず完勝でタイトル奪還を達成した。
ゴングとともに朝倉選手のふくらはぎ部分を狙いすました堀口選手のカーフキック(ローキックの一種)が炸裂。3度目のカーフキックでついに朝倉選手は左脚で踏ん張ることが困難なほどにダメージを負う。
その状況で堀口選手が今度は一気に朝倉選手の顔面にパンチを叩きこみ、あっという間にレフェリーストップのノックアウト勝ちを決めた。
再度のリベンジマッチが行われる可能性も
昨年9月は、このマッチアップがチャンピオン堀口選手、チャレンジャー朝倉選手という立場で行われ、堀口選手の圧倒的有利という下馬評を覆し朝倉選手が勝利していた。
以来、朝倉選手がRIZINの看板の1人として今日まで走り続けてきたが、これにより再び堀口選手の時代が訪れるのではないだろうか。
とは言え、対戦成績としては1勝1敗という形だけに、今後再度のリベンジマッチが行われる可能性は十分にある。
2021年のRIZINバンタム級戦線も、大いに盛り上がっていきそうだ。
(文/有村和巳)