三浦春馬さんにとって最後の主演映画となった『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)の1周年特別上映が11日、国内304館と台湾1館という規模で実施された。
1周年を記念しての上映、新作ではない映画が国内外305館という規模で特別上映されること、いくつもの劇場で満席つまりチケット売切れ発生と、他の映画では起こりえないいくつもの奇跡的な事象を『天外者』は生み出したのだが……。
「開催規模もそうですし、実際にチケットがどんどん売れて、鑑賞した方が次々とSNSに感想をあげて行った状況もそうですが、ものすごい反響を呼んでいたことは間違いありません。
それにもかかわらず、先月12日の1周年特別上映の開催決定から昨日の開催当日まで一切メディア報道がありませんでした。
それどころか、これだけの盛況となったにもかかわらずマスメディアは今日もこのニュースを報じる気配がありません。
映画専門メディアあたりなら少しくらい取り上げるかと期待していましたが、それもありませんでした。
また、4月5日(三浦春馬さんの誕生日)、7月7日(七夕)と過去2回の全国一斉特別上映のときには感謝のメッセージを投稿していた“三浦春馬&STAFF INFO”のツイッターアカウントも、ついに今回は何のコメントも出さないままに特別上映当日が過ぎてしまいました。
『メディアもアミューズも、天外者1周年特別上映については完全にダンマリ。無言でいれば何も悪くないと思っているのかもしれないけど、未必の故意ってやつですよこれは。無言という弾圧をしているってことに、多くの人が気付いている』といった指摘の声が出て来ていますよ」(メディア記者)
いつまでしれっとしているつもりなのだろうか。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動