プロ野球・日本ハムファイターズのビッグボス、新庄剛志監督が8日、来季の新戦力を探すべく12球団合同トライアウトが行われるメットライフドームに現れた。
思えば、新庄さんが選手としてトライアウトを受けたのはまだ昨年のこと。翌年にビッグボスとして同じ舞台に戻ってくるというウルトラCを予想できた人は皆無だろう。
そんな多くの人の想像のはるか先を行く新庄さんに対しては、先日、プロ野球OBである清原和博さんが「(監督就任会見の派手なスーツ姿を見て)イラっとしました。プロ野球OBはみんな嫌な気分になっている」などと発言し、プロ野球ファンはもちろんのこと、何人ものプロ野球OBからそっぽを向かれる事態となっている。
この件に関し、「NEWSポストセブン」が8日、“新庄批判の清原和博氏、大物OBが続々新庄エールでますますピンチに”のタイトルで記事を掲載。
古くなったトピックスを持ち出し、自ら焚き付け
「清原はハッキリ“老害”と認定された」「来年のプロ野球は間違いなく新庄を中心に回っていく」と、2人が対照的な立場となっていることを書いているのだが……。
「清原さんの新庄さんに対する妬みのような発言は、発言直後には確かにネット上で大きな話題となりました。
その後もしばらく一定の盛り上がりを見せていましたが、新庄さんが大人な対応で特にこの件に言及しませんでしたので、かなり鎮静化している状況にあると思います。
清原さんが発言したのは先月17日のことで3週間も前のことですから当然でしょう。
それなのに、古くなったトピックスを持ち出し、自ら焚き付けようとしててNEWSポストセブンの記事にはガッカリですね。
そんなカッコ悪いことをしてないで、もう3日後に迫っている三浦春馬さん『天外者』1周年特別上映という、非常にホットなトピックスを大手メディアの先陣を切って報じれば、世間からの評価も高まるんじゃないかと思いますよ」(メディア記者)
新庄さんや三浦さんのブレない姿勢こそ、大手メディアには見習ってもらいたいものだ。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動