歌手で俳優の西川貴教さんは13日に自身のツイッターで“無事に「BEST BODY JAPAN 2021日本大会」MODEL JAPAN GOLD CLASS で、昨年に続き2連覇を達成することが出来ました。自らの可能性は、挑戦によって生み出されることを証明したいと、イナズマの中止やツアーの延期から急遽大会出場を決めました。応援して下さった皆さん本当にありがとうございました”と投稿。
同日のうちにオリコンニュースが「西川貴教、美ボディ大会『BEST BODY JAPAN』で2年連続優勝 日本代表らしい筋肉美を惜しげもなく披露」の見出しで記事を打ち、翌14日の朝には日刊スポーツ、ハフポストが、さらに午後になってから、ねとらぼ、スポニチ、そして15日になってからスポーツ報知がいずれもこのニュースを取り上げた。
西川さんは15日朝には“言いたい者には言わせておけばいい。物陰に隠れて他人を卑下することしか出来ないような者の言葉など、誰にも届かないのだから。常に感謝を忘れず、挑戦する覚悟、背負うべき責任、支払うべき代償と、恐怖を乗り越えた者にしか見えない景色を応援してくれる皆と一緒に見たい。僕の人生はその為にある”と意味深長なツイートを投稿。
これに関しても、その日のうちにスポニチが記事にしている。
だが、16日朝の9時半に西川さんが投稿した“早いもので映画 #天外者 公開から1年が経とうとしています。この作品に1人でも多くの方に触れて貰いたいと、五代ゆかりの大阪商工会議所でも、僕の家族が女性会の皆様に働きかけ上映会を開催していただけることになりました。僕は僕に出来ることで、これからも作品に貢献していければと思います”とのツイートに関しては、8時間以上が経過した今もどのメディアからも記事にされていない。
一連のメディアの報道の内容から、各メディアが西川さんのツイートをチェックしていることは間違いない。
それにもかかわらず、16日の三浦春馬さんラスト主演映画『天外者』に関連する西川さんのツイートには触れない。
いや、それどころか、12日に『天外者』が公式発表した「12月11日に全国300館ほどの劇場で、1周年特別上映を行う」という、通常であればスポーツ紙も週刊誌もテレビも一斉に報じそうなニュースすら、これまでにどのメディアからも取り扱われていない。
様々なメディアが、あえて避けていると見て間違いないだろう。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動