三浦春馬さん最後の主演映画で、昨年12月11日の公開ながら今も上映が続いている超ロングランヒット作品『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)。
現在は、三浦さんの生まれ故郷である茨城県土浦市にある土浦セントラルシネマズでのみ上映されている。(14日からは物語の主人公・五代友厚の生まれ故郷である鹿児島のガーデンズシネマでも上映)
そんな『天外者』に関し12日、公式サイトや公式ツイッターが「公開1周年となる今年12月11日に、映画を応援してくださった方々への感謝を込めて、全国296館にて1日限定の特別上映を実施する」と告知した。
「“1周年記念”での上映というものがまず、なかなか耳にしないことですよね。
おまけに“296館”での上映ですから、とてつもない規模です。
過去に類を見ない偉業なのに…
配給を行うギグリーボックスの『三浦さんの最後の主演映画を1人でも多くの人へ届けたい』という想いがひしひしと感じられますし、三浦さんやギグリーボックスの想いに呼応した劇場がこれだけの数あるという映画界の熱い魂のようなものに感動しました。
ただ、今回のニュースを三浦さんの公式ツイッターでは告知しているものの、テレビ、それからYahoo!ニュースやGoogleニュースに参加している大手メディアはただの1つも報じていません。
『天外者』公式から奇跡のような発表があったのは12日の18時ですから、すでに16時間以上が経過しているわけで、1社も過去に類を見ない偉業について報じていないなんて異常以外のなにものでもありませんよ」(メディア記者)
テレビを含めた大手メディアはもう死んだも同然なのではないだろうか。
(文/窪田翔吾)