東急レクリエーションが運営するシネマコンプレックスチェーンの「109シネマズ」が同グループ16劇場にて、12月11日に三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』（配給：ギグリーボックス、監督：田中光敏さん）をこの日限定で特別上映すると発表した。
対象となる劇場は、109シネマズ二子玉川（東京）、109シネマズ グランベリーパーク（東京）、ムービル（神奈川）、109シネマズ港北（神奈川）、109シネマズ湘南（神奈川）、109シネマズ菖蒲（埼玉）、109シネマズ高崎（群馬）、109シネマズ佐野（栃木）、109シネマズ富谷（宮城）、109シネマズ名古屋（愛知）、109シネマズ四日市（三重）、109シネマズ明和（三重）、109シネマズ大阪エキスポシティ（大阪）、109シネマズ箕面（大阪）、109シネマズHAT神戸（兵庫）、109シネマズ佐賀（佐賀）。
利他的な考え方の五代友厚と三浦春馬さん
「昨年12月11日の封切りながら、今もなお『天外者』は上映が続いている超ロングラン作品です。
“今だけ、金だけ、自分だけ”という現代社会の課題と言える利己的な考え方。
この真逆を行く利他的な考え方を生涯を通じて貫いた五代友厚。そんな五代の姿勢と、五代を演じた三浦春馬さんの姿勢が重なって見える素敵な映画ですから、1年以上の超ロングランを実現するのも頷けるところです。
今回の109シネマズの発表については、『天外者』公式も、配給を行っているギグリーボックスも公式発表をしていませんので、おそらく109シネマズに限らず、三浦さんの誕生日である4月5日や七夕の7月7日のように、さらに大きな規模での特別上映が近々発表されるのではないかと思いますよ」（メディア記者）
『天外者』の公開1周年記念特別上映は、一体どれほどの規模で実施されるのか、今後の発表に注目したい。
（文／西野麻衣）
～ライター略歴～
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている