生前には三浦春馬さん本人もしばしば更新していた、現在は三浦さんの所属するアミューズのスタッフが管理していると思われる“三浦春馬＆STAFF INFO”のツイッターアカウントが、4日に更新された。
同日に発表された『キンキーブーツ』再再演（2022年秋）上演決定の公式ツイートを引用しながら、「皆様にたくさんの愛を注いでいただいた作品、ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」日本版が、2022年秋に再上演されることになりました」と報告したのである。
「三浦春馬さんが情熱を注いでいた『キンキーブーツ』が再再演されるというニュースですから、一見すると“三浦春馬＆STAFF INFO”のツイッターアカウントが告知をするのは当然のように思いますけど。
優先的に告知すべき内容は…
もちろん、告知をするのがおかしい、なんてことはないでしょうけど…来年秋に上演される『キンキーブーツ』に三浦さんは出演されないわけですよね。
一方で、映画『天外者』や『太陽の子』が海外上映されたという、同アカウントが触れていない件に関しては、それぞれ三浦さんが主演や出演をしている作品のニュースですよね。
どちらを、三浦さんの関連ニュースとして優先的に告知すべきなのかは言うまでもないと思うんですがね……。
事実、ネットでは『公式Twitterでのアミューズのキンキーブーツ再再演決定の発表も早かったです。映画、商品販売のお知らせはそんなにスピーディーではないです。受賞した時も…』と疑問の声を上げている方がいらっしゃる状況ですよ」（メディア記者）
事務所が管理している以上、対象のタレントや俳優だけでなく、関連する情報を公式ツイッターで告知することはなんら不思議なことではないだろう。
だが、対象のタレントや俳優の情報が、関連する情報よりも優先度が低いということであれば、反感を買ってしまうのも致し方ないことなのではないだろうか。
（文／中野慎二郎）
～ライター略歴～
東京都中野区出身
演劇＆音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動