1ヶ月前の9月29日に、三浦春馬さん遺作ドラマで松岡茉優さん主演の『おカネの切れ目が恋のはじまり』における、不可解な演出の数々などに対する説明を求めて、TBSの赤坂本社前で有志によるデモが行われた。
その後、同様のデモは東京の渋谷、新宿、大阪の梅田、茨城の水戸など各地で実施されてきた。
そして27日、再度、TBSの赤坂本社前で有志によるデモが行われたのだが……。
「当然のことでしょうけど、リアルにデモが行われるようになった当初からそうですが、賛否両論が渦巻く状況となっていますね。
『三浦さんの死の真相を追究するうえで、必要な動きだと思います。デモを実施してくれてありがとうございます』と賛同する声もあれば、『デモは春馬くん本人もご遺族も望んでるはずがない。余計な騒ぎを起こすな』と反対する声も、あるいは『賛成でも反対でもないですけど、きっと追究しようという想いは同じなのかなと思う』といった声もありますよ。
思想とは無関係な容姿などに関する個人攻撃や暴言
ただ、中には『デモに参加するような奴は、不細工で田舎者』といった具合に、考えの違う存在をナチュラルに口撃するような声もSNSなどでは見られます。
意見を戦わせることは、民主主義社会において健全なことだと思いますが、思想とは無関係な容姿などに関する個人攻撃や暴言は、どう考えてもアンフェアでしょうし、紛れもない誹謗中傷ですから控えて欲しいなと思いますね」(メディア記者)
今後も、三浦さんの急逝に関する疑問をテーマにしたデモはあちこちで予定されている。
その都度、賛否両論が巻き起こり続けると思うが、くれぐれも誹謗中傷は控えてもらいたいものだ。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動