9月下旬から、都内では霞が関、赤坂、渋谷、新宿。東京都以外では大阪梅田のTBS支社前で次々と実施されてきた、昨年急逝した三浦春馬さんに関するデモおよびビラ配り。
25日には降雨の中、三浦さんの出身地である茨城県、水戸駅前でデモとビラ配りが実施された。
「『三浦春馬さん不審死を警察は再捜査せよ!』『TBSは説明せよ!』といったメッセージを掲げ、あるいは『TBSとアミューズは真実の説明を!!』とのコメントの入ったTシャツを着用するなどして、駅前での抗議活動が粛々と行わていましたね。
当初、遺書のようなものがあったとして自殺だろうという報道が相次ぎましたが、結局のところ遺書の存在は認められず、死を想起するような内容を書いたノートは、役を演じるにあたって三浦さんがしたためた役者ノートだったという発表が、所属事務所アミューズから四十九日に行われました。
『本当に自ら…なのか』
自殺だったのかどうかを決定付けるうえでかなり大きな要素となる遺書がなかった、ということで『本当に自ら…なのか』『あらためて警察は捜査を行うべきではないのか』という声がファンの間では多く聞かれるようになっています。
また、急逝したとされている昨年7月18日の前夜遅くまで、三浦さんは松岡茉優さんが主演するドラマ『カネ恋』こと『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)の撮影に臨んでいたと報じられていて、その後放送された『カネ恋』ではいくつもの不可解すぎる演出があったり、明らかに激ヤセしている三浦さんの姿が見られました。
そのため、ドラマを制作したTBSの管理体制や、三浦さんが所属するアミューズの管理体制に関して疑問を訴える声がいくつもあるワケです。
そして、再捜査や説明を求める声は、今になって急激に増えたというよりも、三浦さんの急逝以降ずっと叫ばれ続けていたものの、警察やTBS、アミューズがその声に寄り添う姿勢をほとんど示さなかったことで、ここに来てリアルデモという形で具現化したと言えるでしょう」(メディア記者)
これからも三浦さんの死をめぐるデモやビラ配りは、各地での実施が予定されている模様。
警察やTBS、アミューズが今後どのような姿勢を見せるのか引き続き注目していきたい。
(文/窪田翔吾)