女優の米倉涼子さんが主演する、テレビ朝日系連続ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』第2話が10分拡大で21日に放送され、視聴率は世帯平均で15.9%、個人平均で9.4%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日分かった。
今回が第7シーズンとなる同ドラマだが、第6シーズンまでで世帯平均視聴率が17%を割り込んだのは、第6シーズン第4話の15.9%のわずかに1回だけだった。
つまり、21日放送の第7シーズン第2話は史上最低タイだったということになる。
「世帯平均では、10%が昨今の高視聴率ボーダーと言われていますから、15.9%は非常に優秀な数字であることは間違いありません。
ですが、第3~5シーズンで20%超えが当たり前となっていた『ドクターX』が全盛期の輝きを失っていることは確実でしょうし、さらなる下降の可能性も考えられますね。
数字が下降傾向にある理由としては『医療系ドラマの緊迫感というより全体にコメディ化が進んでいる』『決め台詞もカッコいいというより軽くなった』このあたりのネット上の声に反映されているように思います。
エンディングテーマの重要性
また、『主題歌Superflyにしなかったからこういうことに。ドラマの最後のEDの締めって結構大事なこと。今までSuperflyが担当してきたシリーズは軒並み視聴率が良かった。だが今のAdoは声がやかましく不快でしかない。最後スカッと終わりたいのに!』とエンディングテーマの重要性を説くコメントもありましたよ。
エンディングテーマは第1シーズンから第5シーズンまで、いずれもSuperflyさんが担当し、確かにこの期間は視聴率が高値安定していました。
視聴率に大きく陰りが見えるようになってきた第6シーズンはP!NKさん、そして今回の第7シーズンでは『うっせぇわ』でその名を轟かせたAdoさんがそれぞれエンディングテーマを担当しています。
エンディングテーマに関係なく視聴率は下降傾向になっていたかもしれませんので、因果関係の詳細は不明ではあるものの、Superflyさんがエンディングテーマの担当をはずれてからは数字が一気に下降してきていることも事実ですよ」(メディア記者)
さすがに、今回の第7シーズンについて途中からエンディングテーマの担当を変更するなんてことはありえないだろうが、第8シーズンがあるのであればSuperflyさんをエンディングテーマに再起用することが視聴率アップへの近道なのかもしれない。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたとのこと
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