18日、昨年7月に突然この世を去った三浦春馬さんの15回目の月命日を迎えた。
17日には、新宿駅と名古屋駅でそれぞれ「三浦春馬さんは自殺ではなく不審死、再捜査を求めます」「TBSとアミューズは死亡当日および前日の時系列など真実の説明を」などメッセージが記されたプラカードやメッセージ入りTシャツ、横断幕を使ってのデモ活動が行われたのだが……。
「主要都市2箇所でデモが行われたわけですからね、ネット媒体も含めていくつかのメディアが取り上げそうなものですが、触れずに沈黙しているメディアがほとんどですね。
気味が悪い
三浦さんの急逝後には、実際にはなかった遺書の存在についてあるかのように報じたり、所属事務所アミューズから釘を刺されてもなお、三浦さんのお墓や遺骨、それから実母や実父の現在の様子などプライバシーへの配慮に欠いた内容を報じ続けたり、何でもアリな姿勢を取っていたメディアが、こうもダンマリというのは気味が悪いですね。
『触れる必要のない極めて個人的な部分には触れるのに、死の真相という最も報じるべき内容をスルーとは、日本のメディアの腐敗はもう止まらないんでしょうね』といった声も聞こえてきている状況ですよ」(メディア記者)
繰り返しとなるが、デモに対して賛成であれ反対であれ、大手メディアは三浦さんの「死の真相」に関するデモ活動を事実として報じるべきなのではないだろうか。
(文/窪田翔吾)