「フライデーDIGITAL」(講談社)が9日、“奈緒「愛犬チワワと夜の散歩」で放った圧倒的なオーラ”のタイトルで記事を配信。
愛犬を連れて散歩する女優の奈緒さんについて、写真を添えて記事を書いているのだが……。
「スキャンダルでも何でもなく、ただの日常生活を盗撮すれば、それはもう犯罪ではないでしょうか。
『家族を勝手に撮るな、メディアに載せるな』
賀来賢人さん、福山雅治さんが『芸能活動をしている自分自身については、百歩譲って盗撮されても仕方ないと考える部分もあるが、家族を盗撮して紙面やネットに晒し、それで収入を得るということは許せない』という主張をSNSや自身がMCを務めるラジオ番組などでしていたことは記憶に新しいところです。
そんな中、またしても盗撮の可能性が高い写真をフライデーが掲載していますし、ペットは間違いなく家族の一員なワケですから、『家族を勝手に撮るな、メディアに載せるな』という怒りの声が、多くの読者から届いている状況ですよ。
『ようやく仕事から解放されて愛犬とのんびりお散歩タイム……かと思いきや、1ブロックをわずか1周する程度の超インスタントな散歩を終え、すぐさま家に戻っていった』というふうにフライデーの記事には書かれているんですけど、これなんて、奈緒さん本人としてもストーキングや盗撮の恐怖を感じて散歩を切り上げた可能性が考えられますよね。
子どもなどの場合と同様に、ペットの場合も、『顔バレ』によって何らかのトラブルに巻き込まれる可能性だってあるワケですから、やはりいい加減メディアがもっとコンプライアンス意識を持たないとまずいと考えます」(メディア記者)
大トラブルを起こしてからでは遅い。
冗談抜きで、こうした人権を無視していると非難されるようなメディアの行為はあらためる時期に来ているのではないだろうか。
(文/佐藤博幸)
~ライター略歴~
山口県出身
大のアイドル好きで、アイドル関連をメインに記事執筆を行っている