アミューズが管理するツイッターアカウント“三浦春馬&STAFF INFO”が7日昼に「三浦春馬が出演しました『tourirt ツーリスト』がDVD化されることになりました」と告知をし、10日夜に「先日ツイートいたしました、三浦春馬出演の『tourist ツーリスト』DVD化のお知らせに誤字がありました。申し訳ありませんでした」と訂正およびお詫びをした件について。
同じ三浦さんに関連した記事における対応として、7月1日に「佐賀新聞LiVE」が掲載した記事をご紹介したい。
記事の内容としては、2015年9月に陶芸に興味のあった三浦さんが、佐賀県武雄市武内町の金子窯を訪問したこと、その様子を「日本製」(ワニブックス)で紹介していたこともあり、三浦さんの急逝後にファンが同窯を訪れるケースが増えていることが綴られているのだが。
迅速な対応には好感を持つし、誠実さを覚える
今回、筆者が注目したのは同記事のタイトルおよび本文内の記述の“修正”に関してだ。
記事が掲載された7月1日の翌日、7月2日に“故・三浦春馬さん偲ぶ 佐賀県武雄市の金子窯にファン来訪”だったタイトルは“三浦春馬さん偲ぶ 佐賀県武雄市の金子窯にファン来訪”と変更され、記載のなかった三浦さんの書籍名については「日本製」としっかり追記されたのである。
そして、記事の最後に《※見出しから「故・」を削除、自著の後に『 日本製 』を追記しました(2021/07/02)》と変更履歴が分かるよう注釈も入れられていた。
三浦さんのファンらからの要望を受け止め、変更するべきだと判断したら早い段階で変更をするという姿勢を示した「佐賀新聞LiVE」。
やはり迅速な対応には好感を持つし、誠実さを覚えるところだろう。
その一方で、“三浦春馬&STAFF INFO”の今回のツイートの場合は、作品名を誤るというかなり失礼にあたる投稿に関し、訂正とお詫びまでにほぼ80時間を要した。
土日などで対応にあたるマンパワーが不足していたり、一般の目に触れづらい投稿であったりなどの事情があれば、3日ほどかかるのも仕方ないかと思うところだが、対象の期間は平日であり、なおかつ誤りを指摘する声はSNSなどでいくつも上がっていたことを考えると、「仕方ないとは言えない」とするファンの厳しい声が飛んでいる状況こそ仕方ないのではないだろうか。
(文/窪田翔吾)