『女々しくて』など、奏でる楽曲はもちろんのこと、お笑い芸人顔負けのパフォーマンスでも高い人気を誇るエアバンドグループ・ゴールデンボンバー。
ゴールデンボンバーの全楽曲の作詞作曲を手掛け、ボーカルを務める鬼龍院翔さんが4日、自身のブログで結婚を報告した。
「報告をせずに隠し通すという選択肢もあったのかもしれませんが、自身の尻の毛の脱毛をしたことを発信しただけでネットニュースの記事になってしまうような状態の私では入籍という出来事はいずれ必ず記事になってしまいますので、堅苦しく自分らしくない話にはなってしまいますが、このような形で報告させていただく結論にいたりました」と、報告に至った経緯を説明している。
また、「相手は現在も過去にも芸能活動歴の無い一般の方です。そのため、今後とも親も含めて家族のプライバシーに触れる様な行為は控えていただきたく思います」と一般人への無用な取材をしてくれるなという牽制もしていた。
自身の結婚報告を通じて抗議
「《相手は現在も過去にも芸能活動歴の無い一般の方です》という一節は、8月31日に、『女性自身』(光文社)が“BUMP藤原 妻は元モー娘。亀井絵里だった! 7年前の大病が転機に”との見出しで記事を配信したことを強く意識してのものでしょうね。
本来、過去に芸能活動をしていた人の場合でも、表舞台から離れれれば一般人ということになりますので、芸能マスコミのネタの対象にすべきではありません。
BUMP OF CHICKEN・藤原基央さんの奥様のように、芸能活動を離れてから何年も経過している場合は、なおさらもう触れるべきではないでしょう。
それにもかかわらず、当事者たちの許可も得ずに平然と報じた『女性自身』、そして同業であるメディアに対して、鬼龍院さんは自身の結婚報告を通じて抗議をしたものだと思いますよ」(メディア記者)
鬼龍院さんは、ブログの中で「本日九月四日以降は鬼龍院翔からこの件(結婚や家族に関すること)について、あらためて触れる可能性があるとしたら『出産』『離婚』『家族の安全が脅かされた時』くらいではないかと予想されます」とも綴っている。
ユーモアも交えつつ、自身の家族を守るために毅然とした態度を取る鬼龍院さんについて、プライベートな面についてはそっと見守りつつ、アーティストとして新たなものを見せてくれることに期待したい。
(文/佐藤博幸)
~ライター略歴~
山口県出身
大のアイドル好きで、アイドル関連をメインに記事執筆を行っている