所属する事務所・スウィートパワーからの独立を求め、東京地裁に仮処分申立を行っていた俳優の岡田健史さんと同事務所の間で和解が成立したと、複数のメディアが31日報じた。
一時は、同社の社長・岡田直弓さんから名付けられた芸名を返上し、本名での活動を行うことも主張していた岡田健史さんだが、これも白紙となり、2023年3月31日まで残っている既存のタレント専属契約を全うしたうえで退所することになったという。
「デイリー新潮」(新潮社)では“岡田健史、独立を諦め事務所と和解した全真相 密かになくなっていた朝ドラ出演話”の見出しで記事を配信。
まことしやかに囁かれていた小栗旬さん黒幕説を否定し、今回の騒動が影響して岡田さんは内定していたと一部で報じられたNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の主要キャストの話を失ったのではないかという見解が示されている。
また、岡田さんは1日、自身の公式インスタグラムの写真を1枚だけ残し一斉削除した。
一連の騒動の経緯や、インスタグラムでの動向などからアノ俳優と重ね合わせるファンも多いようだ。
「昨年7月に急逝した三浦春馬さんですね。
アミューズからの独立を巡って
生前、三浦さんは所属するアミューズからの独立を巡って事務所との関係がこじれていたのではないかという見方が一部であります。
そのせいで、過酷な労働環境に身を置かざるを得なかったのではないか、あるいは事務所に悩みなどを打ち明けづらくなったことが突然の最期に一定の影響を与えた可能性もあるのではないかといった指摘の声もあります。
今回、岡田さんは将来的な独立が約束されたような状況ではありますが、まだ1年半も先のことですから、今後の仕事に影響が出る可能性は否定できないのではないかと。
岡田さんのファンからは『事務所との関係が以前の良好な状態に戻るとは考えづらい。三浦春馬さんについて噂されているような過剰労働の状態に岡田くんが陥らないか心配』といった声が上がってきていますね。
一方で、三浦さんのファンからは公式インスタの画像削除について『以前の投稿を消してしまってる事がとても気になります。春馬くんもある時、投稿をごっそり消した時がありました。岡田くん、大丈夫かなぁ』と憂慮するコメントが出ていますよ」(メディア記者)
今回の和解が、今後の岡田さんの芸能活動にとって前向きなものとなっていくことを切に願う。
引き続き、岡田さんの動向を見守っていきたい。
(文/佐藤博幸)
~ライター略歴~
山口県出身
大のアイドル好きで、アイドル関連をメインに記事執筆を行っている