ホームレスや生活保護受給者の命は軽いなど、極めて悪質な差別発言をYouTube動画で発信し大きな批判を呼んだメンタリストのDaiGoさん。
想定をはるかに超えた炎上ぶりに焦ったのか、13日夜にはYouTube生配信にて反省や謝意を表すような姿勢を見せた。
さらに14日、前日の生配信について「僕が勝手に反省しているだけに過ぎず、謝罪になっていませんでした」と新たにYouTube生配信で語り、「自分の母親が生活保護を受けていたら、自分の母を傷つけてしまった、それぐらいの感覚で考え直しました」などと説明した。
心底反省したワケではない可能性
「そもそも、当初の差別発言をする前の時点で、もしも母親など家族がホームレスや生活保護受給者だったならという想像くらいはしないとダメですし、それができないのであれば不特定多数が目にする動画での発信なんてするべきではないですよね。
また今回は、母親が生活保護受給者だったならという仮定をしたうえで他人の心に寄り添う姿勢を見せてくれていますけど、誰しもある日突然、自分がホームレスや生活保護受給者という立場になる可能性があるわけで、そのことに対する想像が一貫して欠如しているのではないかと思います。
そして何よりも、2日続けて謝罪した背景としては、心底反省したからということではなく、生活困窮者や生活保護受給者を支援する4団体が“メンタリストDaiGo氏のYouTubeにおけるヘイト発言を受けた緊急声明”を発表したことで、このままではYouTubeのアカウントなど自身の収益源となるツールが利用停止に追い込まれるかもしれないという危機感を持ったからではないかという声が数多く聞こえてきていますよ」（メディア記者）
まさしく自業自得という状況で、連日の謝罪もさほど大きなイメージ改善には繋がらない可能性も考えられる。
一部では、もはや政治案件になってしまっており、すでに手遅れなのではないかと見る向きもある。
果たして、今後のDaiGoさんの運命やいかに……。
（文／等々力おさむ）
～ライター略歴～
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中