カレンダーがめくられ、今日から7月。あと2週間あまりで、三浦春馬さんの一周忌となる。
三浦さんの急逝にまつわる数々の疑問は、いまだ解消しておらず、傍から見るとすぐにでも明確な回答が出そうな疑問までもが宙に浮いた状態が続いている。
中でも、昨年9月に三浦さんの所属するアミューズが発表した、担当マネージャーが三浦さん死亡当日に迎えに行った『約束の時間』は、その最たるものと言えるだろう。
約束していた時刻と、実際にその時刻どおりに行けたのか、何か事情があって約束の時刻よりも早く、あるいは時刻に遅れて行ったのか、それを答える“だけ”のことに思えるのだが……。
アミューズの株主総会でも
「『約束の時間』に関しては、6月28日に開催されたアミューズの株主総会でも、株主から質問が飛びましたね。
ですが、アミューズの回答は『昨年9月にホームページで回答したことがすべて』という言い回しに終始し、具体的な時刻の明言はなぜか避けています。
そんな28日の夜には、三浦さん最後の主演映画『天外者』に関して、7月7日19時に、全国169館の劇場で同時公開するという特別上映の発表がありました。
それまでは、『天外者』に関する情報に対して積極的に報告する姿勢が感じられなかった、アミューズの管理する“三浦春馬&STAFF INFO”のツイッターアカウントが、このときに限っては『天外者』公式の発表からわずか2時間で報告するという、ある種の異変がありました。
その後も、『天外者』の新しい情報に関して“三浦春馬&STAFF INFO”のアカウントが継続してスピード感のある反応をしていれば、株主総会で三浦さんに対する質問があったことで、『天外者』に関しても以降は積極的にコメントしようと、スタンスを変えたんだなと受け入れてもらいやすかったと思うんですよ。
ところが、七夕特別上映について第一報があった翌日の『追加で14劇場でも特別上映が決定し、計183館での実施となる』という追加発表に関しては、7月1日の夕方までに“三浦春馬&STAFF INFO”は反応を示していません。
こうなると、28日の第一報にだけ反応したことが、また違った意味合いを持ってしまう懸念が出てくると思うんですけどね」(メディア記者)
果たして、七夕特別上映の第一報にだけ即座に反応したことに、何らかの意図や意味はあるのだろうか。
(文/窪田翔吾)