阿部寛さん主演で27日まで放送されたTBS系連続ドラマ『ドラゴン桜』。
最終話では、世帯で20.4%、個人で13.1%(ビデオリサーチ調べ)と抜群の視聴率を記録し、多くの視聴者が感動の涙を流す最高のフィナーレを迎えた。
同ドラマで東大専科の男女の秀才、藤井遼と小杉麻里を演じた、鈴鹿央士さんと志田彩良さん。
この2人がなんと、早くも10月公開の映画で同級生役で再共演する。
『かそけきサンカヨウ』という、窪美澄さんの同名短編小説を、『あの頃。』『街の上で』の今泉力哉監督のメガホンで映画化したもので、志田彩良さんが主人公の国木田陽を演じる。
高校生の陽は、幼い頃に母の佐千代が家を出て、父の直とふたり暮らしをしていた。しかし、父が再婚し、義母となった美子とその連れ子の4歳のひなたとの4人家族の新たな暮らしが始まった。そんな新しい暮らしへの戸惑いを、同じ美術部に所属する清原陸に打ち明け…というエピソードとなっている。
鈴鹿央士さんが演じるのが、この清原陸という役である。
『ドラゴン桜』では、ともに東大合格を目指す同志という間柄を演じた2人が、『かそけきサンカヨウ』では、同じく同級生ながらも全く違った距離感の間柄を演じており、どんな表情や掛け合いを見せてくれるのか、今から公開が楽しみだ。
(文/スコッティ角筈)
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長崎県出身
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