15日朝、お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次さんが司会を務める情報ワイドショー番組『スッキリ』(日本テレビ系)で、俳優・真田広之さんのロングインタビューの模様が放送された。
真田さんは浅野忠信さんとともに、ハリウッド映画『モータルコンバット』(配給:ワーナー・ブラザース映画)に出演しており、御年60にしてキレキレのアクションを披露している。
この『モータルコンバット』のPRを兼ねてのインタビューで、真田さんは「後輩たちのために、自身が先駆者となり、ハリウッドで土壌を創っている」と口にしていた。
これが、アノ俳優を想起させるとして一部ネット上で話題になっている。
後に続く他の俳優のため
「昨年7月に早逝した三浦春馬さんですね。
三浦さんは、若い頃から海外に眼を向け、映画でも舞台でも海外進出を現実的な目標として取り組んでいました。
海外に出るからこそ、日本人というアイデンティティーをより強く認識し、日本各地の様々な文化に深い興味を持ち、自身で足を運び学ぶということを重ねてもいました。
海外について調べることと並行しながら、世界的観点から見たときの日本、そして日本人の価値とは何なのか、自身の可能性がどこにあるのか、そうした感覚を常に持ち続け、歩みを着実に進めていたように思います。
そして、そのすべてが自身のためではなく、後に続く他の俳優のためだと思える行動ばかりだったように感じています」(メディア記者)
三浦さんのファンの方々が、真田さんの『後輩のために先駆者となる』という考えを聞いて三浦さんを思い起こしたのはごくごく自然なことかもしれない。
(文/西島龍大)
~ライター略歴~
沖縄県出身
ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き