7日、シンガーソングライターの“しほり”さんが自身のツイッターを更新し、悪質な運営会社への怒りを表明した。
しほりさんは、PCゲームやTVアニメの主題歌を歌っており、これまでにアイドリング!!!、ももいろクローバーZ、水樹奈々さんらに数多くの楽曲を提供している。
ツイッターには「【マジで怒ってます。】去年とあるアイドルグループのデビュー曲用にと作詞作曲の依頼があり、提供しましたが、その運営はJASRAC契約を拒否し続け、私は一円も支払われないまま。今ふとその曲が配信リリースされてると見かけ見てみたら、私が書いた曲なのに赤の他人が作詞作曲したことに」と綴っている。
また、「さらなる事実が判明。私が作詞作曲したこの曲、テレビ番組のED曲としてすでに放送されているようです。しかも結構大きいところが絡んでいる。もう、、今、吐き気がしています」とも。
しっかりと解決に向けて進められそう
「あまりの悪質さに驚くとともに、そんな旧態依然とした運営会社が今なお業界にはびこっていることにも衝撃を受けましたね。
しほりさんのツイッターには著作権などの法律に詳しい方や、アーティストなど音楽関係者を含めて多くの方がエールやアドバイスのコメントを寄せている状況です。
どうやら、しほりさんが泣き寝入りするような事態にはならず、しっかりと解決に向けて進められそうですので、その点は不幸中の幸いだったかとも思います」(メディア記者)
しほりさんは、デビューしたてのアイドルグループのメンバーのことを思い、1年ほど事を荒立てずに今日を迎えていたという。
人の良心を踏みにじる卑劣な行為だけに、この運営会社には然るべき説明と対応を取ってもらいたいものだ。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動