20日、吉本興業が主催する、漫才師 による漫才日本一の決定戦『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の敗者復活戦が行われ、お笑いコンビ・インディアンスが見事に勝利し、この後行われる『M-1グランプリ』決勝戦へ駒を進めた。
決勝戦には、敗者復活戦から勝ち上がったインディアンスのほかに、準決勝を勝ち抜いた、マヂカルラブリー、オズワルド、ウエストランド、錦鯉、東京ホテイソン、アキナ、ニューヨーク、おいでやすこが、見取り図の9組が出場し、計10組で漫才日本一をかけた熱い戦いが繰り広げられる。
数々のドラマを生み出してきた歴史
第2回大会から導入された「敗者復活戦」方式だが、これまでに数々のドラマを生み出してきた歴史がある。
第7回大会のサンドウィッチマンが史上初めて敗者復活戦からの優勝の快挙を遂げると、第11回大会でもトレンディエンジェルが敗者復活戦からのチャンピオン獲得を達成した。
これまでの敗者復活戦方式が採用された14回の大会で、敗者復活戦から優勝にたどり着いたのは上記2組だけだが、この2回を含めて決勝戦の最終決戦(=3位以内)に勝ち進んだケースは8回を数える。
今年も敗者復活戦からの勢いを活かして、インディアンスが3位以内に輝く可能性は十分にありえる。
サンドウィッチマンやトレンディエンジェルと同じく頂点まで駆け上がる可能性だってあるのだ。
果たして、結果はどうなるのか……。
『M-1グランプリ』決勝戦から目が離せない。
(文/梅林隆介)