お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんが4日、宇賀なつみさんが女将として司会を務めるAbemaTVの『川柳居酒屋なつみ』に出演した。
緊張をコントロールできるようになった経緯としてカズレーザーさんは、「どうせこの人たちと何回も現場で会うだろうなっていうスイッチ入れて、親しくなったテイでしゃべってたら緊張しなくなった」とのエピソードを披露。
また、楽屋挨拶についても持論を展開。
「緊張して挨拶されても楽しい人いないでしょ。だから、やらなくてよくない?って。(相方の)なつさんはちゃんと行ってると思いますけど。楽屋ってけっこうリラックスしてるから、その時にカチコチの人が来たら、出てってくんねえかなって俺は思うんですよ。だからあまり行かないようにしてるんです」と語ったのだが……。
その流れで、楽屋挨拶をしなかったことで怒られたこともあると告白。
しかも、楽屋挨拶ナシを咎める人は「人前で怒る」とし、「みんなのテンションを下げて申し訳ないなと思いました」としつつ、「そういう(楽屋挨拶がないことを人前で怒るような人とは)ちゃんと会わなくなります」とまとめていた。
楽屋挨拶ナシでのトラブルと言えば
「カズレーザーさんがテレビに出演するようになったのは、2015年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)ファイナリストになったことがきっかけです。
そのため、すでに引退していた島田紳助さんとは番組共演がないんですけど、楽屋挨拶のくだりはどうしても紳助さんのことを想起してしまいますね(汗)
かつて、東京03が『オールスター感謝祭』(TBS系)に出演した際、司会の島田紳助さんに楽屋挨拶がなかったということで、島田さんは番組放送中に東京03に詰め寄り恫喝するという事件が起こりました。
また、先日マリエさんが紳助さんからセクハラ被害に遭ったと告発しましたが、これもきっかけは楽屋挨拶がなかったことだったとマリエさんが語っていましたからね」(メディア記者)
たかが挨拶、されど挨拶と言ったところだが、挨拶が上手にできるに越したことはないだろう。
とは言え、挨拶がなかったからと言って、人前で辱めたり、怒鳴り散らしたりするような人は自然と淘汰されていくということは、いつの時代も同じなのかもしれない。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中