西武の韋駄天・若林楽人「今季絶望」コロナ禍にあえぐチームが「リードオフマン」を失った | The Audience
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西武の韋駄天・若林楽人「今季絶望」コロナ禍にあえぐチームが「リードオフマン」を失った

西武の韋駄天・若林楽人「今季絶望」コロナ禍にあえぐチームが「リードオフマン」を失った
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 プロ野球・西武ライオンズのリードオフマンを務めていたルーキー・若林楽人選手が「今季絶望」となってしまった。

 若林選手は、30日の阪神戦で外野に飛んだ打球を処理する際に体勢を崩し転倒。そのまま立ち上がることができず、担架で運ばれ東京都内の病院で診察を受けていた。
 
 31日に判明した診断結果は左膝前十字靭帯損傷という大ケガだった。同日、球団からは若林選手の登録抹消が発表された。

俊足巧打の1、2番バッターを欠いた状態で

 「先日、攻守の要であり、今シーズンはチームの主将も務めていた源田壮亮選手が、新型コロナウイルス陽性となり戦線離脱。
 
 今回の若林選手の離脱により、2人合計で34盗塁を誇った俊足巧打の1、2番バッターを欠いた状態でライオンズは6月の戦いに挑むことになります。
 
 まだ、若林選手の負傷について治療方針など細かい部分の情報は入ってきていませんが、前十字靭帯損傷では手術を行うケースが多く、術後の競技復帰には平均で8~9ヶ月を要すると言われています。
 
 この後、手術を行うとなると今シーズン中の試合復帰は絶望的と言わざるを得ませんね」(スポーツ記者)
 
 プロ入り1年目の3分の1のシーズン経過時点で、早くも20盗塁と目覚ましい活躍を見せていた若林選手。
 
 今シーズン中の復帰が厳しい状況となったことは非常に残念だが、今後の長いプロ生活で満足なパフォーマンスを発揮できるよう、しっかりと治して元気な姿で戻ってきてもらいたいと思う。
 
(文/有村和巳)
 
 ~ライター略歴~
 静岡県出身
 大学までは野球部で白球を追いかけていた
 今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している