26日、明石家さんまさんが企画・プロデュースしたアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』(配給:アスミック・エース、監督:渡辺歩さん)の完成報告会が都内で行われた。
主題歌「イメージの詩」を歌う10歳の稲垣来泉さんについて、さんまさんはレコーディングの際に「素直で器用でびっくりしています。大当たりを引いてしまった」と大絶賛した。
なお、「イメージの詩」は吉田拓郎さんのデビュー曲で、さんまさんが“人生の教科書”と語るほどの思い入れのある曲なのだという。
今回は、サウンドプロデュースにGReeeeN、編曲に武部聡志さんを迎えてアレンジしたものを稲垣さんが歌っている。
才能には末恐ろしさを感じる
「子供向けのアニメならまだしも、老若男女に見てもらおうと作成した映画の主題歌を10歳の女の子が歌うというのは、なかなかの異例ですよね。
しかも、もとは吉田拓郎さんが24歳の頃に“よしだたくろう”名義でデビューした際にリリースした『イメージの詩』をカバーしているわけですからね。
稲垣来泉さんの才能には末恐ろしさを感じます。
ただ、稲垣さんは2015年、まだ4歳のときにデビューし、すでに芸歴6年になる立派な女優さんでもあります。
決してぽっと出なんかではなく、これまでに三浦春馬さん主演のドラマ『TWO WEEKS』(フジテレビ系)で三浦さんの娘役を務めるなど30本以上の映像作品に出演経験も持っているんですよ」(メディア記者)
さんまさんも高く評価した稲垣さんの才能が今後、さらに大きく花開いていく様子を温かく見守っていきたい。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている