俳優の山崎育三郎さんが、現在放送中で吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ『青天を衝け』に出演することが27日発表された。
山崎さんはこれが大河ドラマ初出演で、初代内閣総理大臣を務めた伊藤博文を演じるという。
山崎は「『周旋の才あり』と言われた伊藤博文のように、人と人とのつながりを大切に、敬意を持って誠実に挑みます。素晴らしい役者の皆さんと作品創りができる事を楽しみにしています」とコメントを寄せている。
「現在、超ロングラン上映となっている、三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)では、主人公が五代友厚です。
一方で『青天を衝け』では主人公が渋沢栄一で、2人は『東の渋沢栄一、西の五代友厚』と並び称された同時代の偉人です。
『天外者』では伊藤博文を森永悠希さんが演じている
そのため、両作品には共通する歴史上の人物が多く登場するわけですが、『天外者』においては伊藤博文を森永悠希さんが演じています。
森永さんにとっては、今回の山崎さんの大河出演のニュースは、自身が出演する『天外者』をPRする格好のチャンス。
先日『天外者』が6月11日からの“上海国際映画祭”に出品されることが決まったばかりですから、コメントしやすい状況にあると思うんですがね。今のところ、森永さんにこの件に関する言及はありません。
と言うよりも、森永さんは『天外者』が封切りとなった昨年12月から、今年2月に『天外者』が“キネマ旬報ベスト・テン”にて《読者選出日本映画第1位》《読者選出日本映画監督賞》をW受賞したあたりまではPRをされていたんですが、以降は『天外者』のいくつかの快挙の際にもコメントを出してきませんでした」(メディア記者)
森永さんにとって『天外者』はすでに過去のものとなってしまったのだろうか。
(文/西島龍大)
~ライター略歴~
沖縄県出身
ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き